「 土俵 」 の情報 

10月5日。都内にある高砂部屋の上がり座敷で、熱のこもった朝稽古を取材した。静寂の中に響き渡る四股やすり足の音は心地よく、頭同士が激しくぶつかる音が緊張感を高まらせる。ほんのりとにおう土俵の土やびん付け油の香り。稽古終盤にはちゃんこ場 ......

大相撲十一月場所＞◇十三日目◇20日◇東京・両国国技館 前頭四枚目・翔猿（追手風）が鮮やかな蹴返しで小結・高安（田子ノ浦）を下して5勝目を挙げた。狙い澄ました蹴返しが決まり、高安が土俵にばたりと倒れると、ファンからは「モンキーマジック！...

◇20日 大相撲11月場所13日目(東京・両国国技館). 幕内翔猿(28)=追手風=が蹴返しの奇襲で、大関経験者の高安に両手両膝を土俵に付かせて5勝目を挙げた。 “蹴猿"への変身は「ふと体が動いた」と本能任せ。右からの1発目の手応えは「なかったっすけど、 ......

すべての画像を見る. 両国国技館の土俵では令和2年最後の本場所が佳境を迎えているが、銀幕の上にも、不屈の精神で闘い続ける男たちがいる。全国で公開中の映画、『相撲道～サムライを継ぐ者たち～』に映る力士たちだ。メガホンを取ったのは、過去 ......

小兵の翔猿を軽々とつり上げると、一歩ずつ土俵を踏みしめながら俵の外へ。照ノ富士が豪快なつり出しで３日ぶりの白星を挙げ、勝ち越しを決めた。 立ち合いで懐に入られたが、「小さな人には強引にいかないと。動きについていったら負ける」と冷静だっ ......

小兵の翔猿を軽々とつり上げると、一歩ずつ土俵を踏みしめながら俵の外へ。照ノ富士が豪快なつり出しで3日ぶりの白星を挙げ、勝ち越しを決めた。 【妙義龍（左）をはたき込みで降した貴景勝】 · ＜貴景勝、志摩ノ海1敗守る 2敗は照ノ富士ら3人＞有料 ......

小兵の炎鵬が９日目に初白星。１００キロ近く重い碧山の右足を取り、左を差して寄り切った。ようやく勝ち名乗りを受けた人気力士は「長かった。周りの人に感謝したい」と実感を込めた。 初日から８連敗した間を「正直、毎日土俵に上がるのもつらかった ......

翔猿が１６日、貴景勝を下した。 結びで全勝の貴景勝を土俵にはわせた翔猿は、胸を反らせ、鬼気迫る形相で勝ちを誇った。優勝争いを面白くする殊勲の星。興奮状態でインタビュー場に飛び込み、「大関に勝ったことがうれしい。夢みたいな感じ」と ......

一人大関の貴景勝が初日から8連勝。幕内でただ一人のストレート給金で、名実ともに今場所の先頭に立って土俵を締めている。 【観客数の上限が約5000人に引き上げられた両国国技館の様子】 · ＜相撲部屋クラスター＞密不回避の集団生活有料記事 · ＜直す ......

御嶽海は作戦通りに隠岐の海を下して納得顔。「まわしを取られないように、膝を曲げて相撲を取ろうと思っていた」。左からおっつけられたが、土俵をうまく使い、体を入れ替えてもろ差しに持ち込むと、難なく寄り切った。 両横綱が初日から不在で、大関 ......